ひがないちにち

ひがなしの日記。工作、ゲーム、旅行、釣りなどなど。

ニート求職記

大学院に別れを告げ実家に出戻り幾星霜。(※3年)

次の道を見つけることができたので後世のニートに向けて書き残しておきます。

 


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略歴

M1で中退

1年ニート→2年バイト

転職エージェントで中途求人に応募

内定もらって引越

 

就職活動

病んで中退したときは終わらせ方しか考えられませんでしたが、ニートして通院してたら自覚があるほど落ち着きを取り戻すことができました。

自分のやりたいこと、好きなこと、できることを考えるようになり、とある会社に興味を持ちました。

 

就職活動をするにもとにかくお金がなかったのでアルバイトを始めました。(引くほど面接落ちまくった)

ド素人なのに拾ってくれた釣具屋の店長には感謝しています。居心地が良くて(ついでに追い打ちで感染拡大)2年も居座ってしまった…

 

12月頃、行きたかった会社にメールで履歴書を送りました。

今は人を入れられる状態ではないので、と謝られてしまいました。しょうがないね。

 

ここからはおとなしくエージェントサービスを利用して求人を探すことにしました。

自分は結局リクルートエージェントが良かったです。

フリーターなんて相手にもされないかと思っていましたが驚くほど丁寧に対応して頂きました。

複数サービスで合うやつを見つけるのが良いかもしれません。

 

今はWeb上で面談や面接をしてくれる点も便利でした。

メールにLINEにZoomに電話に…と連絡ツールがあれこれ多いのは割と嫌でしたが。

私は2月頃から利用して3月末に内定、5月入社という流れでした。

多くの会社は4月入社に向けて採用コストを増やしているそうなので、早めにサービス利用するのが良いみたいですね。

遅いと求人自体も締め切られていくし。

 

そんなこんなで担当エージェントと相談しながら希望の会社を見つけ、内定を頂くことができました。

このときはWeb面接と現地対面での面接が1回ずつでした。

大抵の会社は最終面接までに一度は直接会って話すことになるようですね。

遠方でしたが交通費や宿泊費も出してもらえたり、とても親切にしてもらっています。

何でも聞いてみるもんですね。

 

引越

さて、仕事も見つかり引っ越すことになりました。

関東に引っ越すオタク、つまりおたくのやどかり

おたくのやどかり公式 (@otayado_) | Twitter

ですね(?)

おたくのやどかりは、陽キャオラオラ系不動産屋に弱いオタク(≒陰キャ)をターゲットにした不動産会社です。知らんけど。

 

LINEで物件見学日のスケジュールを決め、打ち合わせして部屋を見に行きました。

管理会社が休みだったりで1軒しか見られませんでしたが良い感じだったので結局そこに決めました。

 

私はやしろあずき先生にも不動産業顔の裏事情にもそんなに興味はないですが、単純に手数料半額で陰キャへの理解がある営業さんが来てくれるので良かったです。

待ち合わせ時、営業さんがやや不機嫌に見えて勝手にちょっとビビってましたが。

 

契約の説明や打ち合わせもLINEやZoomで対応してもらえました。

結局人と対面したのは見学日だけでした。すごい。

 

実家からの引っ越し作業はおおよそ一人でやりました。

荷物の配達はヤマトの単身引っ越し向けサービスを利用しました。

事前に見積もりもなく、割と直前まで予約できて手軽です。

【公式】クロネコヤマト | 単身者向け引越サービス「わたしの引越」

 

家電は地元近くの家電量販店で購入して送ってもらいました。

ただ、このご時世で家電も品薄なものが多く、関東(引っ越し先)に在庫がないものは配達できないとのことでした。

それ以外は現地調達でしたが、車がないので結構大変でした。

 

私の場合、関西から関東への引っ越しでかかった費用はおおよそ50万円くらいでした。

さすがにかかるね・・・。

 

おわりに

実家に居場所のなかった私も今や一国一城の主です。

このお城1K7畳ですけど。

 

長らくのニート・フリーター期間を経て、既卒向け転職エージェントサービスによって仕事を見つけることができました。

何事も始めるのに遅すぎることはないですが、やっぱり早めのほうが間口が開けていることも事実ですね。

時期的にも年齢的にも。

 

今どき中退ニートなんて掃いて捨てるほどいるはずですが、その人たちがその後の人生をどのように進んでいったのかずっと疑問でした。

そんな人たちに一例を示せればいいなと思いましたが、くどいのが嫌で結構曖昧になってしまいました。

何かあれば聞いてください。

転職サービスなりハローワークなり、やってみると意外とどうにでもなるものなのかな、という感想です。

 

ニート期間、いわゆる空白期間に何してたの?と聞いてくる会社もありました。

エージェントからは色々と現実的なアドバイスを頂いたものの、自分の中ではうまく消化できず苦い思いもしました。

一方で入社することになった会社では一切その話をされることもなく、学生時代の経験などが評価してもらえたようです。

結局はマッチングですね。

 

まあ肝心なのはどこに行くかより何をするかなので、私もこれからが本番ですが。

地元でお世話になった人たちに挨拶すると、皆さんから「体が大事やからね」「まだ若いんやから無理せんときな」と優しいお言葉を頂きました。

自他ともに認めるメンヘラなので大人たちを心配させてしまうのかもしれません。

それでも以前よりはずっと自分を理解できてきたような気がするので、程々にコントロールしながら頑張っていきたいと思います。

いつもありがとうございます。


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新しい環境身を置くことになったので、更に新しいことに挑戦していきたい所存です。

各位、遊びに来てね!

 

 

 

おわり