無職の船遊び
プレジャーボートを一日レンタルして友人と船遊びをした。
願望を実現できる日が来るとは思っていなかったので割と感動した。
「瀬戸内海で遊ぼう」という業者を利用した。安かったので。
レンタルボート業者の多くは年会費+利用料でそれなりに料金がかかるので無職には(無職じゃなくても)厳しいものがある。
兵庫県内には目ぼしいレンタルボート屋さんが見当たらなかったので周辺の都道府県を調べた結果、岡山県瀬戸内市の牛窓港で借りられることが分かった。
初めてで勝手が分からずキレ散らかす戸惑うことはあったものの、ボート屋さんのおじさんが一から説明してくれた*1のでとても助かった。
初めてだと伝えると一緒に乗船して操縦方法とか近場の危険箇所について結構詳しく説明してくれた。
3人で定員8名のU-25ボート(YAMAHA UF-25?)を借りた。
トイレどころか魚探まで搭載されている。
ちなみに魚群は見つけられなかった。
当然ながら救命胴衣も定員分は装備されていて貸してもらえた。
昼頃一旦陸に戻る予定で行ったら一時寄港が基本的にNG*2らしかったのでご飯を買って11時~17時くらいまで海の上にいた。
とりあえず近場をうろうろしながら適当にエサをつけて釣りをした。
借り竿はやや古っぽい感じで適当なナイロン糸を巻いただけの感じだった。
船釣りメインの人はタックルを持参するのが良さそう。
3人でも船の片方に並んで竿を出すと、たまに糸が絡む。
この辺りが船釣りの仕方をよく分かっていない無能無職船長。
あとポイントとかも聞いてみたけどあんまりよく分からなかった。
雰囲気で遊んだ。
自分だけ坊主だった。
操縦席しか屋根を覆われていないので前に座ると風に曝されてかなり寒かったらしい。
操縦者だけはとても快適だった。
かなり穏やかな海域、天候だったので揺れも酷くなく、友人たちもそこまで酷くは酔わなかった。
そういやこの時まで酔い止めを飲むと運転NGだと知らなかった。
最後に船を返して料金を支払った。
多分現金払いしかできなさそうな雰囲気だった。
ボートレンタル料、貸し竿、燃料代、約1時間のサポート乗船も合わせて18000円くらいだった。
1人6000円ちょいで1日船を借りられるのはかなり嬉しい。
もちろん免許は要るけどね。
同日に別のボートを利用していた人は夕方釣れ始めたとかで延長したらしい。
連絡すれば予定時間外でも対応してくれるそう。
大した釣果は得られなかったものの、平水区域である瀬戸内海の、さらに島々に囲まれたエリアで事故もなく安全に船遊びができた。
平和が一番である。
今度借りるときは小豆島の方までもう少し足を延ばしてみたい。
日記に書き起こす気力がわかず、借りてからかなり時間が経ってしまった。
もし自分と同じように船デビューしてみたい無職あるいは有職の方がいれば、非常におすすめです。
おしまい