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卒業論文を書く前に

先日,卒業論文の提出も完了し,残念なことに無事高専卒業が決まってしまいました.

本当にそれでいいのか高専機構

 

参考になるかは分かりませんが,卒論に関して僕が思ったことや経験したことを書いていきたいと思います.

 

 

  • 卒業までのスケジュール

この項は特に僕の所属した研究室に限った話になります.

 

4年生

後期開始 :研究室配属

~冬休み :先生の勉強会

~春休み :先輩からの引き継ぎ

 

引き継ぎの際は先輩の連絡先を聞いておくなどしておいたほうがいいかもしれません.

あと直属の先輩には気兼ねなく話しかけられるくらいには仲良くなっておきましょう.

僕の場合,引き継ぎが不十分だった上に卒業論文などの資料ももらえなかったので,過去にやったはずの実験方法すら手探りの状態で模索していました.

そもそも先輩もあまり理解していなかったようですが.

 

5年生

10月下旬:(学内)中間発表

~11月末:(JSME*1 )講演申し込み

1月末   :(JSME)アブスト*2の提出

2月中旬  :(学内)卒業論文提出

2月下旬  :(学内)卒研発表アブスト提出

2月末   :(学内)卒業研究発表

3月上旬  :(JSME)学生員卒業研究発表会

 

 学内の卒研行事は大抵何かしらのイベントと被っています.

例えば中間発表なら研修旅行や高専祭.卒論提出と卒研発表は後期期末試験.

 

 

  • 卒論を書く前に

私の浅はかな経験からどうしても言っておきたいことがあります.

 

・研究背景,実験の目的,実験結果からの考察などを文字に書き残しておくこと

普段から学んだこと,考えたことなどを文字に書き残しておけば,それらを切り貼りするだけで卒論はかなり進みます.

なんとなく頭に入れているだけでは,うっかり忘れてしまったり,人に説明するときに適当な言葉が出てこなかったりするので(僕だけかもしれませんが),やはり文字にしておくのが良いと思います.

 

・グラフや表を整えておくこと

外部発表するにあたり過去の発表原稿などを参照した時に,ある程度一般的な形式があることを知りました.

目盛りの向きや,第二軸の使用などです(詳細は書きませんが).

また,グラフをスライドや原稿に貼りつけると,何も考えずに作っていたせいでサイズが合わないことがほとんどでした.

結果,卒論や原稿を書く際にほぼ書き直し状態になってしまい,かなり苦労しました.

普段の資料作成から意識しておけばかなり楽になるハズです.

 

・先生や先輩を過信しないこと

先生も先輩も人間なので間違えたり勘違いもあります.

『自分は○○だと思っていたけど先輩が××と言っていたから言う通りにしたらやっぱり間違っていた!』ということがあるかもしれません.

僕自身,先生に頼りすぎていたという反省がかなり大きいです.

「~~さんが言っていたから」という考え方はおすすめしません.

精神衛生的にも.

 

 

  • 資料作成に便利な機能

MS Officeの便利機能について,ほんの一部だけ紹介してみます.

詳しくはググってください.

Office以外(TeX等)を使用するならそれでいいと思いますが,より多くの人が扱いやすいフォーマットなので僕の研究室ではMS製品を使用しています.

 

Excel

・範囲選択

[Ctrl] + [Allow(矢印)]

選択しているセルから指定した方向に対して,文字(数値)が入力されたセルの端に移動する.

 

[Shift] + [Ctrl] + [Allow]

指定した方向に対して,文字が入力されているセルを全て選択する.

数千個のデータを 選択するとき,これを知らずに数分間ドラッグで頑張っている人がたまにいる.とてもかわいそう. 

正直なところ,この記事はこの機能の存在を伝えるために書きました.

 

・セル内の改行

[Alt]+[Enter]で改行ができる.

 

CSVファイル

データ取得の際には「○○○.csv」という形式で保存する事が多い(たぶん).

中身はカンマで区切られた文字(数値)の羅列だが,Excelで開くとカンマで区切られた範囲でセルを分けてくれるのでかなり便利.

保存するデータの形式を選択できるときはCSVファイルにしておくと無難.

 

Word

・目次

各節の見出し等を変更したときに反映が簡単.

なにかと便利なので詳しくはググってください.

 

・図の貼り付け

グラフや図は,[メタファイル]の形式を選択して貼りつけるのがおすすめ.

この形式で保存すればどれだけ拡大しても表示が崩れない上に,容量も小さく済むことが多いらしい.

Wordに限らずPowerPointExcelでも使用可能.

 

PowerPoint

・スライドマスター

[表示]タブにある[スライドマスター]機能を使えば,スライドのレイアウト(テキストボックスや見出し,ヘッダー,フッター等の配置)を自分好みに設定して登録しておくことができる.

 

・[Ctrl]+[Allow]

几帳面な人で,図や文字の配置の微妙なズレが気になるあなたに.

図やテキストボックスなどをかなり細かく移動させられる.

 

・お絵かき

スライド等で使用する概略図等もPowerPointで描いてしまえば編集が楽.

極めればかなり精巧な図も作成できるので是非.

複数の図形を組み合わせたときは[グループ化]を使えば一つの図として扱える.

正方形や円,水平・鉛直な線を描きたいときは,[Shift]キーを押しながらドラッグ.

[Ctrl]+[D]で図の複製(図に限った話でもないですが).

 

 

おわり

 

 

 

追記:編入試験についての記事で,今まで控えていた志望動機についても書き足しました.

hgns.hateblo.jp

*1:日本機械学会

*2:Abstract:要旨